その後他愛のない話で食事の時間は過ぎていった。

「ごちそうさま。おいしかったです。」

「そうだね。おいしかったね。」

次は観覧車に乗ることはまどかさんも了承のうえだが、うまく切り出すタイミングがつかめない。いつもどおりの会話だが、自分の中ではいつもではない。他愛のない話をさらに繋ぐ。もう目の前の水もお互いなくなり、まどかさんが少し飽きてきたように見えた。飽きによる時間切れだ。

「じゃあ行こうか。」

「うん。」

あいかわらずまどかさんは軽い感じだ。

お店を出て観覧車方面に向かう。繋ぐ手はいつもよりしっかりと。自分でも汗ばみが感じられる。ドキドキはその後も止まらない。いつかできなかったことが今日できるかもしれないという期待感がドキドキをより加速させる。そしてその期待は確信に極めて近い。

「観覧車なんていつぶりかなぁ。社会人になって乗ったかなぁ。」

「私はあるかな。」

「えっ!?そうなの?誰と??」

「もりちゃん。どうしたの?(笑)」

明らかにテンションがあがっている。落ち着いたまどかさんとは対照的だ。

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