「はじめまして。もりおと申します。今日はお忙しいところありがとうございます。」申し込んだお相手が机を挟んで前にいる。心臓の動きが手に取るようにわかるんじゃないかなと思うくらいドキドキしていた。
婚活ねぇ。自分もしないといけないのかな。そう感じ始めたのは35歳を過ぎた頃だった。会社員として社会人はもう何年もやっている。休みの日はテニスサークルに入っていて出会いはある。サークル内で出会い、恋愛から結婚へという友達も何組も見てきた。自分にも同じような理想があってもいいよな。
ただ、現実を見てみると、出会いはあるから結婚に至ることはないわけで…。このまま何もしないでいると時間だけがどんどん過ぎて行く、時間が敵になる怖さというかなんというか。そんなもやもやした気持ちで、理想と現実を往復しながら毎日を過ごしていた。そんなときに目に入ったのが結婚相談所の広告だった。
普段はなんとも思わないのに、あえて目に入ってきたのは何かの縁?なのかな。結婚相談所という古風な響きに少し戸惑いながら、資料請求の電話を掛けた。
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