「私、おじいちゃん子なんです。」

「あ、そうなんですね。ずっとおじいさんとも住んでいたんですか?」

「今は介護というか、具合が悪くて私がたまに病院に連れて行ったりします。」

お墓の話つながりから、一歩踏み込んだ家族環境の話。きっとこういう「懐に入る」会話が以前は皆無だったのだろう。

「僕、車運転できますし、いざとなれば病院も連れて行けますよ。」

「あはは。ありがとうございます(笑)」

「もりおさんのところはご両親やおじいさんおばあさんは?」

「祖父母も含めおかげさまで特には。」

「それはよかったですね。」

ほんのりなにげなく、長男の嫁になっても今は大丈夫と言うところをアピールしておいた。むしろ長女である有里さんを僕が支えますよと声を大にして言いたい。

「おじいちゃんが好きな娘に悪い人はいないというのが僕の持論なんです。」

「なんですか、それ(笑)」

「いや、けっこうおじいさんおばあさんと喋ると、自分がというよりも聞き役に回らざるをえないじゃないですか。そういう聞き上手な人が多いなという印象がありまして。」

「そういう意味ですか。面白いですね。」

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