有里さんはそれから1冊絵本を買った。今日の記念になる絵本だなと自分の中でにやにやする。

「楽しかったです。ありがとうございました。」

店主にお礼を言って店を出る。時刻は5時半を過ぎた頃と意外と遅くなった。お昼ご飯が遅くなってしまったことと本屋さんで長居したためだ。

「どうでしょう。有里さんの予定がなければこのまま晩ご飯食べませんか?」

「え。あ、はい。」

有里さんは一瞬戸惑いを見せたものの了承してくれた。今日のデートは本屋終わりが4時くらいで解散と思っていただけに嬉しい誤算だ。閉店ありがとう!

「近くで有里さんのおすすめありますか?」

「おすすめかはわからないんですけど、行きたいなと思っていたお店はありますよ。」

「じゃあそこにしましょう!」

時刻は6時前、お店での夕食にしてはちょうどいい時間帯だった。

本屋さんから5分くらい歩いただろうか。有里さんの行きたいお店に到着する。ばっちり開店している。

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