すっかり暗い帰り道、園内には自販機の明かりだけがぽつりと見える。

「喉渇いたしちょっと寄っていっていいですか?」

自販機の前に立つ2人。

「有里さんお好きなのをどうぞ。」

小銭を機械に入れて、有里さんにボタンを押してもらう。

「ありがとうございます。」

ガタンガタンと飲み物が落ちてくる。

「じゃあ僕も。」

乾杯とまでは言わないが、その場で揃って喉を潤す。

「ありがとうございます。いただきます。」

有里さんとジュースを飲みながら帰る。

「まるで、部活終わりの学生みたいですね(笑)」

似たような体験があったのだろうか。有里さんがいつかを思い出したかのようにつぶやいた。

「あはは、そうですね(笑)」

そう言った後に、ラブレターも渡しましたし自分の中ではもう青春そのものですよ!とは言えなかった。どちらかといえばシリアス。笑いを誘う場面ではない。

公園を出るとやがて駅の明かりが見えてくる。そんな夢の青春時代もそろそろ現実に戻らなければならない。

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