「メニューどれもおいしそうで迷うね。もりおさんのおすすめにします。」
「そうですね。それでは……。」
さきほどから何かと上積みでまどかさんに持ち上げられているような気がする。悪くはないのだがどうしてなんだろう。
「なんかまどかさんいいことあった?」
「どうして?」
「いや、なんとなくご機嫌さんに見えたので(笑)」
「私はいつもご機嫌さんです(笑)」
「失礼いたしました(笑)」
食事はもちろんおいしい。明らかにまどかさんはご機嫌だ。ご機嫌の気持ちがこちらにまで移ってきて思わずにんまりする時間が増える。こちらがご機嫌だとあちらもご機嫌になる。いい増幅作用だ。
ここはカフェの教科書に出てきそうな王道を歩むお店で人気があるのはもっともだった。ただ少し深みのある話をするにはこの軽い感じは場違いに思えた。
まどかさんのご機嫌に便乗し、少し攻めてみる。
「せっかくだから、カフェのはしご。どうですか?あっちでは食事じゃなくてお茶だけでも。もうおなか一杯かもしれないけど。」
「いいですよ。お茶くらいなら。行きましょう!」
「そうですね。それでは……。」
さきほどから何かと上積みでまどかさんに持ち上げられているような気がする。悪くはないのだがどうしてなんだろう。
「なんかまどかさんいいことあった?」
「どうして?」
「いや、なんとなくご機嫌さんに見えたので(笑)」
「私はいつもご機嫌さんです(笑)」
「失礼いたしました(笑)」
食事はもちろんおいしい。明らかにまどかさんはご機嫌だ。ご機嫌の気持ちがこちらにまで移ってきて思わずにんまりする時間が増える。こちらがご機嫌だとあちらもご機嫌になる。いい増幅作用だ。
ここはカフェの教科書に出てきそうな王道を歩むお店で人気があるのはもっともだった。ただ少し深みのある話をするにはこの軽い感じは場違いに思えた。
まどかさんのご機嫌に便乗し、少し攻めてみる。
「せっかくだから、カフェのはしご。どうですか?あっちでは食事じゃなくてお茶だけでも。もうおなか一杯かもしれないけど。」
「いいですよ。お茶くらいなら。行きましょう!」
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