「指輪ってほんとにいろいろ種類あるんだね。」

「もりちゃん、こういうの疎そう(笑)」

「そうなんだよ。おっしゃるとおりです(笑)」

そうなんです。疎いからこそいまのうちにこの記憶を記録しておきたい。

まどかさんもこの場で買ってもらおうなどという気持ちはなく、店員さんももう見込みがないなと見切ったのか、愛想笑いで商談は終了した。

「ちょっとお手洗い行ってくる。まどかは?」

「あ、じゃあ私も。」

忘れないうちにトイレで携帯に指輪の特徴とサイズを打ち込む。この中から選べば、まあ問題ないだろう。婚約指輪は取り急ぎであるが、その分結婚指輪はきちんと決めようと思う。申し訳ない。

再び落ち合い、プレゼント選びルートに戻る。

「さて、どうしようかなあ。」

「私、1つ思いついたよ。もりちゃんにマフラーどうかなと思って。」

「マフラー??いいねいいね。ありがとう。」

「俺もまどかにあげるの何かあったかいものつながりにしようかな。」

「しっかり考えて(笑)」

「すみません(笑)」

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