それからも交渉は続く。両者どちらも譲らず一進一退の攻防。。ではなかった。なにを言っても跳ね返される。コンクリートの壁を相手に叫んでいるようだ。声を出すほどこちらが疲れる。
「ではせめて、なぜここまで待つことになるのか博子さんに理由を聞いて下さい。」
「確約はできかねますが、働きかけはしてみます。」
「わかりました。それではお会いできるまで待ちます。」
「申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。」
もうこれ以上話すこともなく、憮然とした態度で相談所を後にした。
担当者って何なんだろう。こちらの味方じゃないの?そりゃお金を払うから味方をしてくれていることは理解できる。ルールは曲げられない、担当者の社内の立場もあるだろう。いろんなことを踏まえてもやはり納得できない。
とはいえ、最終の目的は結婚すること。相談所、担当者はその手段に過ぎない。ある意味割り切ってつきあっていこう。金の切れ目が縁の切れ目。強引に良いように考えたら、2ヶ月後のお見合いは確保されているのだ。それまでにこちらも誰か別の人を探せばよい。
博子さんはキープ。また新しく検索だ。
2つのブログランキングに参加しています!
ポチっと応援クリックをお願いします(σ・∀・)σ
【にほんブログ村】 【人気ブログランキング】