アラフォー独身男の婚活ブログ

電話は相談所からだった。昨日の件の続き？だろうか。

「もしもし、もりおです。」

「私、相談所の……と申します。いつもお世話になっております。昨日はお越しいただきありがとうございました。」

「いえいえ、こちらこそ。昨日はありがとうございました。昨日の件ですかね？」

「はい。そのことなんですが、今お電話よろしいでしょうか。」

「電話大丈夫です。お付き合いは結局続けようと思いますよ。」

「それがなんですが、少し申し上げにくいのですが。。さきほど先方様よりお断りのご連絡がありまして。」

「へ？そうなんですか？」

へ。の第一声は大きかったと思う。渾身の力をこめた「へ」だった。

「えっと、え、どういうことですか？」

「特に理由は申し上げられなかったのですが、お断りをしたいとご連絡がありました。」

「それだけですか？」

「はい。それだけです。」

「わかりました。えーっと。はいわかりました。」

「たいへんお手数ですが、今後の連絡はなさらないでいただきたいのと、知り得た個人情報等は削除していただきますようお願い申し上げます。」

「はい。いつものことなのでわかりました。」

自分からいつものこと。なんて言わなくてもいい。お断りがあったなら結局続けようと思いますの気持ちは無駄だった。