昨日と同じルートで指定席へ向かう。座席はどこだろう?と迷うはずがない。

「もりちゃん席見つけるの早いね。」

「うん。座席表頭に入ってるから(笑)」

「さすがだね(笑)」

「麻美ちゃんどっちで見るの?」

「私、こっちがいい。」

麻美子さんは自分の左側に座る。昨日の予想通りだ。

「もりちゃん、また笑ってる?」

「いいや、別に笑ってないよ。」

昨日と変わりない流れ。こういった予想が当たって思わず笑ってるんです。とは言えない。
1人で2人分の席を取った映画ではなく、まわりのカップルと同じ地位につけたことが嬉しい。

やがて映画が始まる。予告編、本編どちらも記憶に新しい。次の場面が読めるから内容は面白くはないが、驚くところで驚く。笑うところで笑う。のリアクションが、麻美子さんと同じようにできたので予習はムダではなかった。

場内が明るくなる。麻美子さんの顔を見ると満足げだった。顔を見合わせて意味もなく2人ともうなづく。

ここから先は昨日体験していない未知の流れだ。

2つのブログランキングに参加しています!
ポチっと応援クリックをお願いします(σ・∀・)σ


【にほんブログ村】     【人気ブログランキング】

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ