「もりおさんですね。はい、まだお相手の喜美代さんは見えておられないので、このあたりでお待ちいただけますか?お見えになれば声をかけさせていただきます。」

「わかりました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

このあたりでぶらぶらといっても、たまにエレベータを使用する人以外は自分だけしかいない。いつものようにロビーで待ち合わせならお見合いをする人、仲人、一般客を含め人で賑わっているのだが、自分だけというのはよく目立つ。早く喜美代さんが来てほしい。

それからちらほらと知らない男女が担当者の女性のもとに集まってくる。うち一人は担当の相談所に所属する人?なのか、1対1で親しげに話す場面も見受けられた。

チェックを受けた人たちは自分と同じようにロビーやこのあたりをうろついている。暗黙のルールなのか、担当者の動きは気にするもお見合いをするであろう同性や異性の顔はじろじろ見ない。

何組か待ち合わせ完了カップルが、担当者に声をかけられて自己紹介をしている。

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