「あ。これですこれです。これの9号ください。」

「少々お待ちください。こちらはレプリカでして在庫を確認してまいります。」

そっか。店によるのかもしれないけど、本物を展示とは限らないんだな。

しばらくして店員さんが帰ってきた。

「大丈夫です。在庫がございます。」

「それではください。」

「刻印はなさいますか?どうされますか?」

「え。刻印ですか?」

「はい。」

刻印なんて全然考えてなかった。そう言えば指輪にあるよな。。

「特に刻印は。。」

その後しばらくやりとりをして無事購入することができた。やりとりの際に店員さんがいうには、在庫がなければもちろん取り寄せ。今日渡すことはできなかった。さらに刻印を入れるなら今の時期は1ヶ月以上かかるとのこと。そりゃクリスマス前だから当たり前と言えば当たり前か。。駅前にある靴修理みたいにカンカンと叩いてできるようなものでは全くない(これも当たり前のことだがそこまで頭が回らなかった)

指輪は、店舗で実物を見たし既製品だから即持ち帰りできる。というものではないことが勉強になった。もう一度婚約指輪を買う事態になんて絶対になりたくないが勉強になった。

結婚指輪を買う際ははきちんと選びます。まどかさんすみません。

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